汗をかくのは人として自然なことですが、季節や精神状態に関係なくいつも汗をかいてしまう人がいます。
多汗症の人は、このような症状に悩んでおり、特に掌に汗を異常にかいてしまう症状を「手掌多汗症」といいます。
手汗は、ときにコンプレックスになってしまい、対人関係や日常生活にも影響を与えてしまいますので深刻な問題です。
この手汗の原因は何でしょうか。
一つは、交感神経の働きの異常です。
普通の人でも、交感神経が高ぶると汗をかきます。
しかし、この神経のバランスが崩れると、いつも汗をかいてしまい、とくに掌から異常に汗が出てしまうのです。
ですから、手掌多汗症の人は交感神経の働きが正常ではなくなっています。
もう一つの要因としては、精神的・心理的なものをあげることができます。
緊張が高まったり、不安感が募ったりして、精神的にストレスを感じると発汗します。
この現象は生理的なもので、誰でもに生じることですが、
手掌多汗症をはじめ、多汗症の人は、汗をかいていることを気にするあまり、
精神的に圧迫され、余計に汗をかいてしまうという悪循環に陥ってしまうのです。
これらの要因を踏まえて、手汗の対策を講じなければいけません。
まず、交感神経のバランスを整えるためには、病院で診察を受け、治療することが良いとされています。
場合によっては、薬も処方されるかもしれません。
また、精神的なストレスを取り除くために、リラックスできる方法や工夫を見つけることは大切です。
ストレス発散のための趣味や時間を作ることもいいでしょう。
市販薬でも改善することができますので、思い悩まずに薬剤師に相談するのもいいかと思います。